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地域通貨「テング」

春野で使える地域通貨「テング」一緒に始めませんか?

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私たちが考える地域通貨の仕組み


一言で表すなら・・・換金しない地域振興券
 
●通貨の単位は、春野町のシンボルにちなんで「テング」にしました。
 1000テングが1000円に相当します。
 
●地域通貨は、大きく分けて、通帳型、紙幣型、口座型の3つがありますが、最も流通規模が拡大しやすい紙幣型を目指しています。つまり自分たちで紙幣を発行するということです。
 
●参考にしているのは、アメリカのイサカという町で使われているイサカアワー(※1)という地域通貨と、スイス全土に会員がいるヴィア銀行(スイスフランではなく、利子のつかないヴィアという単位の独自の通貨を扱っています)(※2)です。

イサカのいいところ

紙幣型で広がりやすい 90人からスタートし、3か月で3倍
機関紙を発行し、イサカアワーで提供できるモノやサービスの広告を載せている
オルタナティブ(多様な)生き方を後押ししてくれる 

ヴィアのいいところ

スイスフランと併用 つまり、ヴィアを使うことによってスイスフランもついてくる
商店にとって無理がない
 
●流通させるにあたって、大まかな流れは次の通りです。

 ①賛同してくれる(テングを受け取ってくれる)商店・飲食店などを30店舗ほど集める
 ②賛同してくれる(テングを使う人)を100人ほど集める
 ③10万テングに相当する紙幣を発行する
 ④③の100人に配ってスタート
 
・個人がいったん商店などでテングを使って、手元になくなった場合、
 再びテングを手にしたいとき、その方法は以下の二つ

 ①テングでビジネスを始める(ちょっとした小遣い稼ぎの感覚で)
 例)編み物教室、マッサージ、家庭教師 

 ②テングでアルバイト料をもらう
 例)農作業手伝い、パソコン指導、子守
 
【その他】

 ・テングを受け取るということは、テングを使っている人たちを信用することになる
 ・行政や金融機関の協力があればより信用されやすい
(ちなみにイサカでは、地元の銀行がイサカアワーも受け入れている)
 ・ふれあいバスでテングが使えるようにならないか
 ・テングのホームページ作成や機関誌の発行など
 
 
※2 アメリカのニューヨーク州、トンプキンス郡イサカはコーネル大学を町の中心に抱える人口3万人の地方学園都市です。ここで1991年イサカアワーと呼ばれる地域通貨が誕生し、現在は数千人の個人と500を超える企業が参加しています。
 
※3 スイスのヴィア銀行は1934年に創立され、78年の歴史があります。個人間ではなく、零細な商店や中小企業のための銀行で、独自に設定したヴィアと呼ばれる勘定単位の口座を用いてモノやサービスを交換しています。会員はスイス全土におよび、スイス企業の17%にあたる7万6000社が参加しています。ヴィアは会員間でしか使えないので、ヴィアによる収入を再び会員の中で投資することになります。つまり外部へ流出しません。ヴィアに加入することで連帯が強まり、購買力が一つの輪の中で維持されています。また、取引は、通常ヴィアのみで行われることは少なく、スイスフランとヴィアの二本立てで行われます。たとえば、2000フランのうち30パーセントをヴィアで受け取るといった具合です。


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