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地域通貨「テング」

春野で使える地域通貨「テング」一緒に始めませんか?

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テングが流通するとどうなる?

①春野町内の商店・飲食店の活性化 

テングが手元にある人は、
テングが使える店で買い物や外食をしてみようということになるので、
町内で買い物、外食しようという人が増える。
商店や飲食店にとっては、テングと同時に円の収入もついてくる。
また、貯まったテングをまた町内で使うことにより、お互いの連帯が強まる。
 
②地域の産業の多様化
 
道路が整備され、車社会が浸透して、
買い物も、仕事も春野町外でする人が増えています。
春野町内の産業はますます縮小せざるを得ません。
春野町内の人が春野町内で需要を満たそうとすれば、
もっと多様な産業が生まれるはずです。
例えば農産物をとってみても、町外に販売することが主目的なので、
今は主にお茶とシイタケだけだけれど町内の人を相手に商売をしようとすれば
もっと多様な農産物の需要があるはずです。
農産物の多様化は地域内の自給率を高めるだけでなく、
農家にとっても、リスク分散につながります。
(お茶が不振な時の代替という意味でも・・・)
 
③個人の生き方も多様化 

例えば、平日は春野町外の自動車部品工場で働いている人が、
日曜大工が趣味だったとします。
テングでその日曜大工の作品を売ることにしてみたら、
小遣い稼ぎになるので趣味としてだけだった頃より
気合が入り腕も上がりました。
そして、何より春野町内の人を相手に仕事を始めたことで、
春野での人とのつながりが増え、
森林伐採やお茶摘みなどのアルバイトもするようになりました・・・
みたいな感じで、個人の生き方が多様化することも期待しています。
 
★多様化は何らかの危機(経済危機、エネルギー危機、食糧危機など)に対して
大きなセーフティーネットになるはずです。
 
「・・・アメリカの少なからぬ町は狭い経済基盤しか持っていません。誰もが同じ工場で働いているのです。もしこの会社がうまくいかなくなったら町全体の経済がだめになってしまいます。地域経済が多様であればあるほど経済基盤が壊れにくいのです。だから地域通貨のシステムが存在することは地域経済に様々な貢献をもたらすことになるのです。(エンデの遺言より抜粋)」 
 
④本当の資本を守ることができる

円で借金をすると、利子の返済のために、
何がなんでも借りたお金以上の利益が必要になり、
とにかく早くお金が儲かることが最優先されます。
長い目で見てどうなのか、自然環境を破壊していないかどうか、
ということはあまり考慮している余裕は生まれません。
例えば、春野の木材ではなく、より安い外国の木材を選ぶでしょうし、
その外国の木材がその国の森林を破壊しているかどうかは考えません。
しかし、テングは、春野町内でしか使えないので、
行く先を見届けることができます。
例えば、テングでお米を買ったとすると、
そのお米が春野のどこでどういう方法で生産されたかも知ることができるでしょう。 
 
⑤本当の信用が私たちの暮らしを豊かにする

テングは法定通貨のように、利子はつかないので、溜め込んでも意味がなく、
所有しているテングの多寡が貧富の差にはなりません。
テングを支払う、または、受け取る関係をたくさん築くことができれば、
貧しくても心は豊かです! 必要以上のお金儲けをする必要はありません。
また、テングが使われることで、
テングに込められた願いを春野に暮らす人々が共有することになり、
持続可能な地域経済の振興につながります。




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